【騎手】福永祐一ジョッキー
当ブログ、福永騎手にばかり触れすぎなのですが今日とても面白いコラムを見つけました。
netkeibaで連載されている“with佑”
以前から藤岡佑ジョッキーのインタビュアー具合がよくて楽しみに読んでました。そして今週は対談第3回目。
テーマは「福永騎手が何故メディアと距離を置くようになったのか」
個人的には豊さんと同じくらいメディアの露出が多い印象でしたけど、福永くんメディアで自分の考えや気づきを発信することに嫌気がさしてるようで…。
きっかけの一つは私もいつもイジっているのですが、チャンピオンズC。そう、ケイティブレイヴの西日発言。
本人気にしてたんだ…と思いましたね。
ボロ負けしても馬を責める人は見たことないけど、騎手はボロくそ言われますからね。馬に乗れもしない、命賭けてレースする度胸もない、大半がただのギャンブル好きな素人たちに。
だからそんな事いちいち気にしてないと思ってました。そこまで気にするくらいに本人の耳に届いていたんですね、西日。何か少し器が小さいと感じる反面、そんな茶化されるくらいなら発信する気も失せるという気持ちも理解できます。
騎手によっては適当なコメントだったり、毎回同じような言い回し使い回してたり、厩舎やオーナーサイドに向けたゴマすりコメントばかりだったり…当たり障りのないコメントして済ませる人もいますからね。それを思えば、気づいたことをきちんと発信してくれるのは競馬ファンにとっては重宝すべき存在なのかもしれないです。
まぁ総じて感じたのは、福永くんって相当プライド高いんだろうなと。メディア発信を控える前からも、割りと馬だったり馬場、環境が悪かったってコメントばかりで自分の騎乗に対して悪い評価してるところ見たことない気がします。
きちんと自分の言葉で思ったことをコメントしてくれるから、大衆にはそれが個性的にうつり、人気のわりに結果出さなかった日には茶化されてしまうのでしょうね。
でも、それは仕方ない気もします。
力のある馬に福永が乗ったら、勿論のこと連れてきてくれるだろう!!とファンは信じてるからこそ、来てくれなかった時は何でーーーと悔しくてイジりたくなるんですよ。私もそう。何でここで、この年齢で(馬の年齢ね)西日…………。って思いましたもんね。個人的には本当に強い馬はどんな状況下でも力出せると思ってるので、ケイティブレイヴにはそういう脆さがあったんだと気づかされましたが。
だから福永くんも茶化しをネガティブにとらえるんじゃなくて、それだけ応援して見てくれてる人が大勢いるとも捉えて大きな心で受け止めて欲しいです。
西日コメントのおかげで、
ケイティブレイヴはナイターでなら軸にできるのかなとか、馬によっては眩しいことがレースに影響することもあるのかなとか、また新しい見方を知るきっかけになりますよね。
そう思うとやっぱり貴重な意見であって、
決して茶化したらいけないですね。プライドを傷つけないように、そうなのか!って思わないと。みなさんもネットで顔が見えない、相手に直接言うわけでもないからって、ネチネチ悪口書いたらダメですよ(笑)
この福永騎手の想いも興味深かったのですが、もう一点印象的なのが藤岡佑ジョッキーの言葉。
『“点”ではなく“線”で考えないと、コンスタントに馬券を当てるのは難しいと思うんです。』
深く深く同意。
藤岡佑のいいところってこういうところ。
対談読んでると本当に人の良さ滲み出てて、ますますファンになりますよ。
競馬で勝ちたいなら本当にこれです。
ただ1日競馬場で遊ぶぞー!みたいなノリなら点で考えてワーッと騒いで終わりでいいですけどね。
私も点と点を繋げるべく、毎日復習してます。
そういう積み重ねが回収率/的中率につながってくると思いますね。
あと、福永くんの騎乗の仕方にも変化が見られることにも触れてましたが私もそれ思いました。前はとにかく武豊をマークしてたイメージ(笑)最近はあれどこにいる?と思ってると直線で何かきたと思ったら福永か…ってパターン多いですね。今年は何回重賞でやられたか。
それだけプロ意識もって、プライド高くて自信もあるなら、必ず結果だしてくれるジョッキーかもしれません。今まで下手くそとは思ったことないけど、強さや安定感の秘訣はここなのかと思わされました。
ほんとこの対談企画面白いですよ!
藤岡佑ジョッキーが聞き役だからこそ良い対談になってるんだろうな。おすすめです。
では!
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