2019-10-24

【調教予想】アルテミスステークス 2019

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さて、暮れの阪神ジュベナイルフィリーズに向けた一戦。初戦鮮烈なデビューVを飾ったリアアメリアの始動戦になりますね。

このレース、過去にリスグラシューやラッキーライラックが勝っていて牝馬の出世レースとしても注目されています。

では早速よく見えた馬を。

・ビッククインバイオ
相変わらず活気があって逃げ馬らしい調教。
首を振って口向き悪いところ見せていましたが、落ち着いてからはスピード感ある走りで併せ馬も悠々交わしていきました。

・ラインオブダンス
矢作厩舎の坂路は時計出すか、動きが良いかどちらかで評価しているのですが、今回は時計も動きも平凡。スピード出ていないからもあるかもしれませんが、ブレがなく一定のリズムで駆け上がれているので安定した成績出せるのではと思います。

・リアアメリア
最終追い切りが芝というのが引っ掛かりましたが、出だしのキャンターはいまいちも加速してから沈み込むフォームになりスピード感ありました。初戦のパフォーマンスが凄すぎたので、今回もどれくらいやれるのか見ものではあります。この馬にとっては通過点でしょうから、このくらいの内容でちょうどいいのかな。

・ルーチェデラヴィタ
一番良く見えたのはこの馬。少しヨレる面もありましたが首も使えているし、脚力も素晴らしい。後半の加速ラップも見事。キズナ×母父トウカイテイオーという渋い血統もいいですね。

この4頭を中心に馬券予想しますが、オッズはつかないと思うので絞らないと厳しいですね。

では！

2019-10-23

【回顧】ラスト1冠…新時代もやはり武豊！菊花賞 2019

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こんにちは！
菊花賞感動的でしたね。
京都競馬場って趣があって好きです。

そんな京都競馬場で行われた菊花賞。
3歳牡馬クラシック、ラスト1冠を制したのはワールドプレミアでした。

能力が高いのは分かっていましたし、前哨戦の走りをみて距離ももつように思いました。けど、春はソエが酷かったそうでダービー使わず。精神面の成長を期待して前走見ていたのですが、あまり変わらず。その点だけが不安で、あとは枠、騎手、厩舎、血統面においてはプラス材料しかなかったです。

100人の口取り写真がニュースになってましたが、大塚オーナーは武豊騎手でクラシックを勝つのが夢だったそうですね。

子供の頃、武豊に憧れて競馬学校を受験されたとか。その後騎手は諦めるも、クラシックの夢は諦めず馬主資格を取得し、この菊花賞ですからね。本当に夢を叶えてしまうのだから凄い。それに応えた豊さんも凄い。100人も関係者呼んでいたということは自信あったんですかね。

素晴らしい菊花賞でした。

1着ワールドプレミア

先に大分書いてしまいましたが、デビューしてから力があるとジョッキーもコメントしていましたが、その能力よりも、まずレース前の焦れ込み具合が気になる馬。ステイフーリッシュみたいですよね。

私の狭い常識ではあんなに焦れ込んで、3000mもつはずがないと思いました。でもこの馬、武豊さんの力かもしれないけど、レースになるとスッと折り合いつくんですよね。パドックのあの興奮ぶりは気合いととればいいのだろうか。

細江さんいわく、菊花賞はこれまでに比べると大分セーブできてるし気にすることないだそうで、素人目には分からなかったですが、それなりに成長していたのかもしれません。

レースは特に書くこともないのですが、スタートしてすぐは外の馬が前に行くまで抑え、中団をキープ。内枠いかして折り合いつけつつ、気抜かないように気合いもつけつつ、細やかな促し方が絶妙だなと思いました。素人が見ても武さんの騎乗スタイルは綺麗だと思います。とったコースも位置どりも完璧で、直線は勝ってくださいと言わんばかりにパーッと前が空きました。すぐさま、外にコースをとって差し切り。お見事でした。

2着サトノルークス

鞍上は長距離向きか分からないとコメントしていましたが、早い時期からスタミナがあると言われていて長めの距離走っても息が上がらない馬だったそうで。

前走が目一杯の走りをしていたと言っていたので、元々成長促しつつの馬だと思っていたのもあり、大きな上積みは期待してなかったですが見事でしたね。クビ差まで詰め寄ってあわやでした。福永くんは武さんのチェイサーさせたら日本一。

確かに馬体的にはステイヤーかと言われると疑問も、無駄肉のない綺麗な馬体で皮膚の薄さや艶やかさがいかにもディープ産駒。私もこの美しさに惹かれて昨年度のPOG指名してました。

全姉にタッチングスピーチがいますが、お姉さんも京都巧者でした。母系にサドラーズウェルズが入っているので距離延長も良かったのかもしれません。

この馬も特筆することないのです。
インでロスのない競馬をした勝ち馬に対してクビ差まで迫ったので、十分な内容。タフな馬場もこなすのでこれからが楽しみです。

3着ヴェロックス

予想配信で本命◎にしながらも、懸念点を10行以上書いてました…それでも本命にしたことを悔やむ。距離の壁は厚かったですね。同じジャスタウェイ産駒のカリボールが大差負けしているので、当馬も同じ結果になってもおかしくなかったくらい、ジャスタウェイに3000mは厳しかったと思います。

最初から勝ちに行く競馬をしていて、どうなってもすぐに出られる位置をキープしてました。距離不安があるので結果的にはもっと内枠が欲しかったですね。ヴェロックスなら包まれるようなポジションにはならなかったと思うし。どの馬をマークすることなく、自分の競馬に徹し、川田騎手もこれ以上ない競馬をしたと思います。下り坂の途中からもう仕掛けていったので、もしかすると仕掛けが早かったのかもしれないです。

坂を下りきるあたりから既に手応えは怪しく、直線一瞬のまれかけて、馬群に沈むかと思ったのですがもう一度伸びてきてるんですよね。最後はこの馬の気力だったのかなと思います。ここにもグッときました。

4着ディバインフォース

タフな馬場が向いたのでしょうか、16番人気ながら健闘してました。パドックではワールドプレミアの後ろの馬番だったので、典さんがやたら笑顔でした(笑)

ほぼ最後方からの競馬も加速していく時の走りが良かったです。芯のある走りしているし、首使いもいいなと思いました。これから長距離戦線で活躍していかないかな。

5着メロディーレーン

この馬も素晴らしい内容。
小柄な牝馬で一完歩が他の馬より小さく見えるも、この馬体でこの可動域は立派。3000m走りきって最後伸びてくるのだから大したものです。牡馬と菊花賞戦いきっただけでもう十分。

ザダルは少し力み加減でしたかね。
距離も長かったようです。

ヒシゲッコウは長距離は合うと思いますが、菊花賞は合わないと思いました。まだキャリアも浅いですしこれから。

ニシノデイジー、珍しくルメールが気分よくレースさせれてない印象でした。やはり名手でもこの馬は乗り難しいんだと思います。というのと、そもそも長距離がちょっと…。

ホウオウサーベル、前走の阿賀野川特別の勝ちっぷりが鮮やかだったし、このレースから菊花賞好走馬はよく出るので注目してました。さらには私の好きな蛯名騎手！

スタートしてからの位置どりは理想だったのか謎。後ろすぎだと届かないのは確かですが、ちょっと行かせすぎて折り合いがいまいちでした。スタンド前を回った時は折り合いついていましたが、まだ若いんですかね。4コーナー下りでヴェロックス、タガノと同じタイミングで押していくも手応えなくといいう感じでした。

長くなった…
では！

2019-10-22

【回顧】マイルCSへ向けて富士ステークス 2019

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回顧していきます。
これは調教予想が全くヒットせず…。
今週は諸々成績悪かったです。

これからジャパンカップに向け外国人騎手が続々と日本に来るので、馬のレベルだけで予想してたらダメかもしれない。

そういえば、先日JRAが来年度の競馬開催日程に関して発表していましたが富士ステークスがGⅡに昇格になるそうで。この昇格は大賛成です。

では回顧へ。

1着ノームコア
骨折明けもなんのその。調教もまだ物足りないかと思いましたが、このメンバーならこれくらいで十分ということでしょうか？相当強いですね。

パドックも外外回っていて馬体もふっくら見せて良い気配でした。スタートはゆっくりで前を見つつ。直線はアドマイヤマーズがヨレてその煽りを受け、少し追い出し遅れたもののすごい伸びを見せました。内前が残るレースが多い中、もうさすがの一言でした。ここではないと思って切ったことを後悔。強い馬は強い。

2着レイエンダ

この馬は気分良く走ることが何より大事。
能力は確かなのでペース展開と、気分。なので予想する側としては難しい馬。調教も目立った動きするわけではないし。この日はパドックから気合い見られました。それでスミヨン騎乗なら買わないとならない。

ノームコアをがっちりマークで後ろから。ノームコアのさらに外から伸びてくるのだからこちらも能力ある。マイルでもこれだけ対応できたのは意外で1800mがベストだと思う。これからもこの馬はやる気だけ。囲まれないのも良かったのかな。

3着レッドオルガ

東京巧者。一番いいコースでそつなく回り、この馬のレースはしました。上位2頭よりロスなく回って3着なのは力の差でしょうか。こちらも調教変わりなくだったので、いつも通り力を出したのかな。

カテドラルはスタートは致命的なくらい出遅れ。皆が内を避けだしたのか内が空いたのでインに入って伸びてくる。スタートが課題ですね。今日はペースが流れたのもプラスに働いたかも。

クリノガウディーはアドマイヤマーズ/ノームコア/レイエンダの3頭が外に進路とったので外には行けず内に。馬混みの中よく伸びてきてた。古馬相手でもやっていけそう。

残念だったのはアドマイヤマーズ。
調教がものすごく良かったので期待しましたが、スタートからスッと出られず囲まれたまま。道中は力み気味でノームコアとほとんど同じ位置からのスパートではこの馬には難しい。

久々の競馬、遠征が良くなかったのだろうか。
春見ていたマーズではなかった印象。馬体も数字的にも減っていたけど見た目も寂しい感じ。この敗戦で次走は未定になってしまいました。古馬GⅠ級とやれるほどの先行力はなかったのだろうか。まだ3歳なのでしばらくは見ていきたいです。

エメラルファイト、過去最高の出来だったそうで調教での動きも良かったです。勝ちに行く競馬をしましたが最後は甘くなってしまいました。この馬も馬体減っていたし、パドックで見た印象トモの迫力が足りなかったので、また次も狙いたいです。

では！

2019-10-18

【調教予想】富士ステークス 2019

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調教予想書く時間もなくなってきた今日この頃。
なんだかんだ、本当に2頭までは当ててしまうこの調教予想。もっと反響あってもいいのにねと思ってしまう。

府中牝馬Sもプリモシーンが全く動けてないのも挙げましたし、ラッキーライラックがまだ軽すぎるのも指摘。フロンテアクイーンの状態○も書きました。ただスカーレットカラーに関しては本命にしたものの、調教から本命にしたわけではないです。なので、やっぱり調教のみで3頭当てるのは難しいのかなとは思います。

自分の宣伝のために調教予想を配信してるわけですが、宣伝にもならない、時間は奪われる、ならそのうち止めるかも。誰得だし(笑)

さぁなかなか芽が出ないことにふてくされず、今日もお馬さん見ていきますよ！

・アドマイヤマーズ

もう素晴らしいの一言。富士Sの後は香港へ向かうようですが良い選択だと思います。久々に見たら頭大きいなと思いましたけど、相変わらず首の使い方も体の使い方もよくて弾むようなフットワークという表現がピッタリな走りっぷり。時計も十分でコースも坂路追いも素晴らしかったです。

・アンノートル

舌はみ出してましたが、坂路は好時計で力強い脚捌きで良かったです。前走エプソムカップと比較しても断然いいですね。

・エメラルファイト

走るクロフネ産駒の走りしてます。追わなくても自分から走りに行ってるし、前向きさも動きも上々だと思います。5ヶ月ぶりでも好戦できるのではと思います。

・クリノガウディ

時計は平凡も終いはしっかり伸びていて、チップもよく舞い上がってました。力のいる馬場になればこの馬には向くと思います。

・ジャンダルム

この馬とタイムフライヤーに関しては毎回同じ事言ってる気がしますが、動きはいいので書かざるを得ない。菊花賞出走予定のサトノルークスには3馬身先行の併入なので何ともですが、仕掛けてからの反応はこちらの方が良く見えました。

・ストロングタイタン

これはすごく良いわけではないですが、個人的にこの馬のフットワークが好きなので挙げます。でもこの馬の絶好調時の走りではないので買い目には入れないかも。いい時はもっと脚の駆動が速い気がします。

・ロジクライ

この馬もいつも時計出すので変わりなくきてると思います。展開とペース次第。内枠がいいですよね。

ノームコアは走れるかもしれないけど、この馬にしては足りない気がしました。東京巧者のレッドオルガはいつも目立った調教しないので挙げませんが、好走時と遜色ない内容かなと思います。

では！

2019-10-16

【回顧】大人レディの一戦！府中牝馬ステークス 2019

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おはようございます。

まだ3日開催だったので、たんまり回顧は残ってるわ先週の帯馬券レース考察は残ってるわ…時間足りない。

先日も京都10R大原ステークスで100万馬券出ていましたが、結果に全く驚かない。むしろこの組み合わせでこんなにつくの？と思いました。

先週は馬場状態が特異だったのと、北村友騎手が秋華賞を勝ったことが大きな要因だったとは思います。こういうレースに運よく気がつけるかというのも帯馬券とるには必要で、毎週くまなくレース見ることは本当大事だなと思います。

話それました。
府中牝馬ステークス回顧です。

調教予想はこちら

今回も5頭推奨で2頭が馬券に絡む結果。
4着オールフォーラヴも推奨であわやでした。

調教予想を加味して、完璧！！な予想での的中でした。それでも本命に少し不安があったので、有料予想では3連複をオススメしたものの…この予想と印の少なさなら3連単2頭軸マルチにすべきと反省。

◎→△→○の決着。
11Rまで見ていて三浦騎手が乗れてなかったので(Twitterでも呟きましたが)、国枝厩舎のダノングレースを▲にしてましたが、フロンテアクイーンに変えてました。予想配信後だったので、記事は変えられず3連複(99.4倍)の的中でしたが、個人馬券は馬連(73.2倍)これは馬連の方が美味しすぎ。◎の大切さを思い知らされます。

また話それた…(2回目)

1着スカーレットカラー

ここにきて覚醒した感のある本馬。
マーメイドSは半信半疑もクイーンSで強さを確信。ここでは血統・馬場状態考慮して、他の馬と比較してマイナス点が一番少なかったので本命にしました。

前が速い流れをつくり、稍重で前半58.3秒。
この馬の競馬に徹し後ろから。
あぁ…やっぱりラッキーライラックに◎打てば良かったと後悔するも直線内に入れて、内にいた馬が綺麗に団子状態に固まってくれ、スカーレットカラーのビクトリーロードができました(笑)見事なまでの末脚で、前行った馬が脚色鈍りだしたところしっかり捉えました。

ペースが味方したこと、焦らず運べたことこれに尽きるのと、着実に馬が力つけてます。

2着フロンテアクイーン

近走の凡走は無視していいレベル。この馬にまるで向いてなかったです。クイーンSについてはもう少しやれても良かったけど、国枝師いわくヴィクトリアマイルの激戦の後だし…と悲観的ではなく次を見据えたコメントされていたので、絶好の舞台の今回は狙い目でした。

いいポジションで折り合いもしっかりついて、馬も前向き。直線はじわじわ伸びてこの馬らしい走りでした。馬場が渋ったのも向いたかもしれないです。私の競馬の格言“雨はメイショウサムソン”ですからね。

マイルだと最近はタイムも出過ぎるし、この馬には忙しすぎ。1800mがベスト条件だと思います。調教も動き自体抜群だったし、メニューも好感もてました。

3着ラッキーライラック

予想どおりの結果。あの調教の感じからは勝ち切ることはないなと思ってました。早めに抜け出して伸びきれず。＋16kgで余裕残しだったのでこんなものかと。次も気配いいようなら狙いたいです。マイルよりこのくらい距離あった方が良さそうだし、折り合いがつくなら2000mでもいい気はします。

4着オールフォーラヴ

特筆したいのはこの馬。直線ぐんぐん伸びてくるのでビビりました。調教で◎打ってたのですが、この馬いつも調教はよく見せるのでマイルまでかな…と思い、今回は馬券に入れませんでした。

東京1800mはペースによって、好走できる馬が変わってくるので今回はマイラー気質向きのペースになったのでこの着順かもしれません。

関屋記念が案外でしたが、力はあると思います。軽い馬場よりパワータイプなのかも。今後も相手展開次第では…と思います。

5着クロコスミア

恥ずかしい競馬はしなかったですが、ペースですかね。仕方ない結果だと思うし、混戦牝馬戦では引き続き要警戒な一頭です。あまり人気しないところも美味しい。

ジョディーは海外遠征明けもあり、調教もよく見えなかったです。1枠引いたのだからもっと飛び出していくかと思いきや、あまり動かない。勝浦騎手が譲らなかったというより、ジョディーに行く気がなかったように見えました。

ディメンシオン、結果論ディープ産駒全滅で走りにくい馬場だったのかなと思いますが、直線前に馬がいて追い出し遅れたり狭くなったりと不利があった中で終い伸びてたのは偉いかと。

プリモシーンは出遅れでそのまま見せ場なく。
調教も動けてないし、スタート出遅れも本気で臨んでるなら細心の注意を払っただろうし、出遅れましたね～くらいのコメントだったのでここを使ってといったところでしょうか。次走ガラッと変わってマイルで。

シルクかノーザンの使い分けかな？
富士ステークスが来週あるのに、ここ使ったのが不可解ですね。

Twitterでも絶賛つぶやき中ですので、よろしければ！

うわ…しっかり治療して良くなるといいけど😢#リオンリオン https://t.co/B0La5PFZRb
— 勝馬当子♥ (@qxp8ZOumG0dTfyK) 2019年10月16日

2019-10-15

【回顧】最後の一冠は無冠の実力馬…秋華賞2019

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こんばんは！

今年の秋華賞どうでしたか？
牝馬戦マニアとしてはとりたかったのですが、穴っぽいところを本命◎にして撃沈でした。馬連は拾いましたが保険なので…。

本命はビーチサンバだったのですが、コンマ数秒ずつ遅くラップを刻んでくれれば絶対(競馬に絶対もタラレバも御法度)馬券内に絡んでいたと思います。

状態もよく、負けてもやっぱり強かったと思えるからこそ余計にあのラップで逃げたことが悔やまれます…。

前日から異様なまでに重たい馬場状態で評価を上げたクロノジェネシス。春の雪辱晴らす圧勝でした。レッドディザイアの秋華賞を思い出しました。

斎藤崇史調教師はレッドディザイアをお世話されてた方。松永幹夫調教師からもディザイアからもたくさん吸収したのでしょう。こんなに早くGⅠとるとは思いませんでした。

さてレース回顧。

1着クロノジェネシス

ビーチサンバがつくったかなり速い流れ。1000m58.3秒は馬場状態考えるとかなりのハイペースだったと思います。速く動けなかったこの馬がこんなに逃げるとは。コントラチェックが外枠で、休み明けのせいか行きっぷりが悪く先頭に立てず。

意地でもハナにこだわる必要なかった気もするのですが、もっと後続離せると思って賭けに出たのだろうか。福永くんじゃみんな無視できないですよね。前について行った馬は悉く潰れ、絶好の位置にいたのがクロノジェネシスとカレンブーケドール。

大阪杯のアルアインを思い出しましたが、スタートもしっかり出ていい競馬ができました。位置どりも追い出しのタイミングも完璧。追う姿も自信に溢れていたのでこれは強いとしか言いようがなかったです。おめでとう、クロノジェネシス。

調教ではこの馬にしては足りないという評価でしたが、普通の馬なら十分な動きをしていたので良の評価をしていました。前哨戦使わなかったので、目標はまだ先なのかな…とは思ってましたが、ポテンシャルの差ですね。阪神JFから桜花賞、オークスと勝ってもおかしくない内容でしたし、このコンビでラスト一冠とれたのは微笑ましいです。

2着カレンブーケドール

惜しかったですが、勝ちきるまではないと思ってたしタフな馬場でディープ産駒全滅するとも思ってたので、それを思うとよく頑張ったと思います。能力あると思います。

4コーナーで先にクロノジェネシスが仕掛けたのですが、その一瞬のタイミングの差が着差に出たんだと思います。直線も少し狭くなりながらもラストまで伸びてました。十分な内容だったかな。新馬でダノンキングリーの頭差2着なだけあります。

3着シゲルピンクダイヤ

単穴にしたいくらいでした。ただ直前の気配で大きく左右されると思ったので重い印は打てず。前走のローズステークス4着で評価下がっていたみたいですが、美味しすぎですよね。この馬は力は相当のもの秘めてると思います。気性の問題だけ。

パドックでもわりと大人しく、そこまでは我慢できると調教師の話でもありましたし、問題は返し馬終わってから。どうなるんだ…と思って見ていると、ゲート裏での輪乗りでは和田くんとピンクダイヤ、離れたところでポツン。とにかくエキサイトしないように気を使ってるのが見てとれました。

ここにもドラマがあって、シゲルピンクダイヤを管理しているのは渡辺薫彦調教師。ナリタトップロードの主戦騎手。テイエムオペラオーのライバルですね。調教では師自ら乗ることも多く、二人で育てあげてきたと言っても過言ではない本馬。並々ならぬ気持ちをテレビを通じて感じました。

レースは外枠もあって壁がつくりやすく、桜花賞のような位置どり。上がりがかかるので後ろすぎるのはどうかと思うも、ラストは外に出して斜めに切り込んでものすごい脚でした。強風で大分回復したとはいえ、まだ重かったはずの馬場でよく伸びてきたなといった印象。4コーナーでは豊さんを吹き飛ばすくらいの勢いで出ていきましたからね。素晴らしかったです。

4着シャドウディーヴァ

末脚は武器もこの日の馬場と傾向的にないかなと思ってたし、この馬も秋華賞よりこの次のレースで狙いたいと思ってました。右手前が大好きなので左回りの方が合うでしょう。とはいえ、秋のGⅠ戦線でこの馬が活躍できる舞台は無さそう…

パドックでもトモがもう少し足りない印象。
もう少し成長したらより良くなると思います。最後は松山くんの猛追で伸びてきてたし、大健闘だったかと。

5着ビーチサンバ

もう前置きで語ったので言うこともないですが、ペースだけですね。返し馬も先入れして、万全の態勢で臨んだのかもしれないけどそれが集中力高めすぎたのだろうか…。力はあると思いますし、ゆっくり休んでまた古馬戦での活躍に期待したいです。

あとは想像通りの結果で、気になったのは7着ブランノワール。距離も馬場も合わないと思っていたので買い目には入れなかったですが、積極的なレース運びで7着に止まったのは上等かなと。マイル辺りがいいと思うのでまた次走。

では！